山
2008年 11月 09日
今年もやって来ました…THE・日本留学試験
日本人学生のセンター試験のようなもので
大学進学をする留学生にとっては
大きな山なのです
この試験には本当に大学に入ってから使う日本語能力がはかれているのか?
という問題はあるようですが
それを抜きにしても、うちの学生には向いてない試験です
うちの学生のほとんどは、この試験対策をするくらいなら
基礎的な(今以上の語彙力や文法力、会話や発表アウトプット能力などの)日本語能力を上げるほうが
よっぽどか大学に入ってからのために必要だと思ってしまう
はっきり言って、うちのような日本語学校で日本語を初級から始めて1年や1年半ちょっと勉強をした学生が挑戦するには無謀な試験だと思う
もちろん国立や有名私立大学に進学希望の優秀な学生には挑戦する意味があるが
そうではない学生のほうが多数の学校にとっては
頭の痛い試験だと思う…
ちなみに、この試験ができるまでは
各大学は日本語能力試験というものを参考にしていたが
日本語能力試験のほうは、わりと試験勉強がしやすくて
中国や韓国の学生とかだと2年もしっかり勉強すれば
1級に合格できちゃいます
日本語学校の短い期間での成長や努力をはかるのであれば
こっちのほうが向いてるかもしれない
どちらが良い悪いではなく
大学側が自分の大学にくる学生の質を考えて
どちらかの試験を適切に採用したほうがいいのでは?ということです
そして
入管さんは、日本語学校にくる留学生の日本語能力に対してもっと厳しくしてきださい…ぼそ
(学校経営者が聞いたら怒るでしょう)
ということ
日本留学試験はいまいち教えていても絞れない…この試験は、文法や語彙問題が分かれている日本語能力試験に比べれば
大学で必要な総合的?な日本語能力をはかっているのだろうが
本当に総合的な日本語能力をはかる力がこの試験にはあるのか?
…って疑問と同時に
じゃあ、その総合的な日本語能力って何?
って疑問もある
つまるところが
新米教師は知らないことだらけで
うまく教えられないし、教えることにも
疑問や葛藤を抱えてますということでした(笑)
勉強勉強…
最近は頭で考えることに限界を覚えて来ました(x_x;)
研究研究…
なんだか話のテーマがふらふらした文章ですみません(=_=;)
by michymouse
| 2008-11-09 16:41
| 雑談