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モンゴルとフィリピンで日本語を教え、現在日本で奮闘中のみっちーのドキュメンタリー日記です★


by michymouse
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ブルペン

今週のみっちーの学校での位置づけを野球に例えるならば、「中継ぎ投手」だろう。

先発の投手というのは、前もって登板日を教えられ気持ちの準備と身体の準備が出来る。ところが、「中継ぎ投手」の登板機会は試合の展開によるため、いつ出番がやってくるか分からない。(もちろん心の準備はしておくのだが。)

一般的な「中継ぎ投手」の流れ
<監督に準備しておけと言われる>→<ブルペンで肩を温める>→<わずかな投球練習>→<プレイボール>

いかに早く肩を温められるかが中継ぎ投手には求められる。ところが、今回は現地人の先生が風邪でダウンしたり、日本人の先生が急用で日本へ一時帰国するなど、今回のみっちーは阪神のF川や元マリナーズの長○川もびっくりするほどの「肩の温まりの早さ」を求められた。

<ユニフォームを着る>→<気づいたら監督に行けと言われる>→<気づいたらマウンド>→<気づいたらサインも決めずプレーボール>

ブルペン_e0087939_23243852.jpgなんとか1週間は投げきったが、高校球児のようにだいぶ肩に悪い使われかただった。
それでも、そこらへんの急な対応はモンゴルでだいぶ鍛えられていたようで、「中継ぎ投手」としての役割は無事にはたせたようだ。監督や先発ピッチャー陣も「だいぶ助かった」と喜んでくれていたので来たかいがあったてなもんだ。

今回、移籍したばかりでみっちーの実力も知らない状態で、「投げろ」と言った監督の勇気にも脱帽である。今週末は、ユニフォームを洗ってグローブを磨いたら、ちょっとは余裕を持って次ぎの登板準備が出来そうだ。いつ投げるかいまいち分かっていない「中継ぎ投手」の苦労はもうしばらく続くが、試合を作るという大事な役割でもあるので、「学校に必要な先生」として充実した日々を過ごして行きたい。
by michymouse | 2005-11-11 23:25 | 日本語教育